そんな発見が面白い

Architecture

「戦前パリのコルビジュエの門を叩き、戦後近代日本建築の牽引者として活躍し、主宰する事務所からは丹下健三や木村俊彦などを輩出した」建築家、前川國男と聞くとまずそんなことを思い浮かべる人は多いだろう。日本建築のデザイン的な側面だけではなく、技術水準、生産構造、職能倫理などにまで言及し、戦後日本の近代化(世界標準化)に尽力した建築家でもありました。主に公共建築を主戦場とした前川國男でありますが、住宅にも秀作が多く、最近では阿佐ヶ谷住宅(1958年)などが再評価されています。

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そしてこの建物。自分が生活する地区の公民館なのですが、前川國男とは何の関係もありません(笑)。たぶん関係ないと思います。しかし、この公民館を初めて訪た第一印象は「前川國男の自宅に似てるなぁ」でした。現在は江戸東京たてもの園に移築保存されている、どことなくアントニン・レーモンドの面影があるあの自邸に似てるなと。まぁ、ただそれだけなんですけどね(笑)。しかし、なんというか、そんな発見が面白く、それこそが僕が歴史のあるこの街に住みたいと思った理由でもあるのです。

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追記.2015年取り壊され新しい公民館となりました。残念。。。