挑む

Art

福岡天神の商店街と云えば「新天町」。久しぶりに来ました。綺麗な下町の商店街といった感じは前と変わらないなぁ。と言うか、通り道としての利用(夜とか)はあったりしますが、目的をもって来るのはホント何年かぶり。

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新天町の南通りを西通り方向へ進んだところに目的の「新天町倶楽部」はあります。通りの突き当たりに郵便局があるのでその上の3階です。もともとは新天町で働く人のための食堂ですが一般の人も利用可。看板にもそう書いてあります(笑)。

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新天町倶楽部の入り口。システムとしては、ここでメニューを選んで、お盆をもって厨房のカウンターへ向かい、注文し、ご飯、汁物、おかずを順番に受け取って、レジで精算し席へついて食事をするという流れ。まさに社員食堂って感じです。

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で、本当の目的は新天町倶楽部で昼食をすることではなくて、ここに展示してある岡本太郎の作品を見ること!計算して混み合う時間帯をさけていたので、作品の前の席に座れました(笑)。

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なぜ岡本太郎の作品がここにあるのかというと。1981年、新天町の創業35年記念事業として、岡本太郎のトーク&アートパフォーマンスが開催されました。そのアートパフォーマンスで当時自ら云っていた「芸術書道」で「挑む」と書いたそうです。ライブペインティングをやったんですね、すごい(笑)。そのあと、自作の角が付いた鐘をガンガンとたたきながら「打つ場所によって発する音色が違う。これが芸術なのだ!」と説いてみせたそうです。さ、さすが岡本太郎(笑)。そのあと、自身デザインの商品にサインをして即売するなど、何ともうらやましいイベントだったようです。

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で、その時の作品が展示されてるのかと思いきや、ここにあるのは後から送られてきた作品(笑)。説明文によると「・・・よほど気分が乗る催しだったらしく、後日、画伯から会場で描いた芸術書道の2倍はある大作が記念として、新天町事務所に送られてきた・・・」そうです。

そして、新天町の宝として誰でも見ることができるこの新天町倶楽部に飾られることになったそうです。そっかそっかー、30数年前に行われたイベントが由来だったんだとわかり、なぜ此処に岡本太郎?の謎が解けてスッキリしました。しかし、その時に描いた作品は何処に行ったんでしょうね?


新天町倶楽部
住所|福岡市中央区天神2-7-1
営業時間|11:00 – 16:30